おまけ
これは、やめた方がいいかも・・・?
リヤキャリアにパニアケース。
リヤキャリアは悪くありません。
ひっぱったり、持ち上げたり、車体を持つ取っ手が多い方が便利ですからね。
けど、パニアケース・・・?
「便利なんです。一度使ったら手放せないんです。」
はい、おっしゃる通りだと思います。
「ヘルメットも入りますし、突然の雨でも中は濡れません。たくさんの荷物も入りますし、鍵もかけられます。」
ですから、何か目的があって、荷物が必要でしたらいいと思います。
でも、乗り降りしにくくなります。
セローにお乗りの方でしたら、体格的に大柄な方は、少ないと思います。
スタンドを使わないで、乗り降りするのは足場が悪い所では大変だと思います。
林道ではスタンドが使える場所は限られます。
また、荷物が乗ることによって、車両バランスも変わります。
足場の悪い所で押したり引いたりも、標準状態とは異なると思います。
ですから、普段使っていても、必要がなければ、外して行った方がいいと思います。
本当は持っていった方がいいものってある?
はい、夏場はペットボトルの水です。
山に入ると、湧水や沢がありますが、飲用に適した水がいつも有るわけではありません。
熱中対策として、飲み水は大切ですし、傷口の洗浄にも使えますので、1年中必要だと思います。
そてから、双眼鏡です。
安いものでいいです。でも、100円ショップのはダメです。
量販店で980円位で売っているようなものがいいと思います。
高価なものは、大きくて重くなります。
あるとないとで大違い。今まで走って来た道を見直したり、これから行く山を見渡したりできるので、楽しさが広がります。
救急セット
大けがには個人レベルでは対応できないと思います。
擦り傷程度の手当てに使うものでいいと思います。
傷口を消毒できるものと、血が周りに付かないようにすること、雑菌が傷口から入らないようにすることでカットバンや滅菌ガーゼ、消毒スプレー、とげぬきなどがあるといいでしょう。
タイラップ
車載工具の中に入れておいてもいいと思います。
振動でボルトが脱落した場合、代わりのボルトを持っていればいいですが、ない場合、タイラップで応急的に固定します。
リヤフェンダー周りのボルトが脱落しやすいですので、持っていると他の人から重宝されます。
じゃあ、逆に持っていかないものは?
雨具、工具、パンク修理道具です。
えっ!?非常識じゃん!!
はい、非常識な成功法則が愛読書ですから。
逆をいけばいいってもんじゃないでしょ!
う~ん、逆っていうか・・・そもそも何しに行くかって言うと・・・
山へ行って、きれいな景色を見たり、知らない道を通ったり、舗装路とは違う乗り方が楽しかったりするわけでしょ?
それなのに、雨が降りそうな日に、わざわざ雨の降りやすい山へ行く?
雨の日は景色なんて見えないし、滑りやすい路面は神経を使うばかりで、楽しくないでしょ?
だから、何日もかけてツーリングするときは雨具は必ず持って行くけど、日帰りの場合は持っていかない。
途中で雨になりそうだったら、さっさと帰ります。
その代わり、いちばん上に着ているジャケットは撥水加工したものにして、少しぐらいの雨でも内側にしみこまないようにしてます。
じゃあ、工具なくってどーすんの?
えーと、セローの車載工具はあります。
セローの純正標準品です。
でも、使ったことありません。
山の中に入って、工具を使うことってあまりないと思うんです。
ミラーが緩んだから締めなおすとか、キャブ車ならセッティングを換えるとかあるかもしれませんが、転んでも帰ってこれるように対策をしたので、緩んだリヤ周りを締めなおすくらいでしょうか。
逆に、新車のセローで、日帰り程度のツーリング先で工具が必要になることって、おかしいですよね。
出かける前にやっておくべきでしょう。
でも、パンクはするでしょ?
パンクの大部分は、リヤタイヤで起きています。
セローはリヤチューブレスですので、行く前にパンクしていなければ、山から下りてくるまでは大丈夫かと思います。
それに、山の中でパンク修理したことあります?
道具のそろった、自宅ガレージじゃないですよ。
時間に追われ、満足な環境でもない場所でパンク修理はしたくないです。
その代わり、不用意にパンクしないように、空気圧を下げないで乗っています。
雨の日は乗らないし、工具を使うようじゃ困るし、パンク修理はしたくないからですね。
ステップ3
持ち物です。
林道に限らず、バイクに乗る時に必要なものです。
免許証、財布(お金)、ケータイ、クレジットカード等
これだけあれば、日本国内は何とかなります。たぶん。
ジャケットのポケットに入れてもいいですが、ウエストバッグに入れて使うと、ジャケットのばたつきも抑えられます。
本当にこれだけ?
あとは、ハンカチとティッシュ。
ケータイのおかげで、地図とカメラと、メモ帳と、時計が要らなくなりました。
スマホなどバッテリーに問題がある場合は、メモ帳や地図は持っていった方がいいと思います。
地図は、5万分の1の地図が一番いいです。
行き先がはっきりしている場合は、都市地図(エリアマップ)も便利です。
何人かで行く場合は、大きめの地図があると、話もしやすいです。
ツーリングマップルは、残念ながら、林道情報は少ないようです。
パンツはどうでしょうか?
普通のジーンズは風を通します。が、冬でなければOKです。
ダートでの機能性だけを考えれば、モトクロスパンツが一番ですが、MXパンツはMXブーツとセットでないと、かっこ悪いです。
MXパンツの優れた点は、動きやすさとヒザ、すね、腰のプロテクションです。
もし、普通のジーンズでしたら、ひざとスネのプロテクターを追加するといいと思います。
これで、風からのプロテクション効果も得られます。
ツーリング先での歩きやすさや、フルスーツでのコミュニケーションの取りにくさを考えれば、アタック系の時以外は、普段使いの物でいいと思います。
シューズはどうでしょうか?
ライディングシューズでしょうか?
それとも、スニーカー、ジョギングシューズ?
とりあえず、脱げにくいものならOKです。
ズボンの裾から風が入ってきますので、できれば足首を覆うもの、登山靴やブーツがあれば、その方がいいです。
機能性で考えれば、エンデューロブーツ、タンク底のMXブーツ、トライアルブーツが良いです。
足首のガードや、スネにプロテクターがありますので、前輪が跳ね上げた小石からも守ってくれます。
山道を歩いたり、バイクを押したりするには登山靴が適してます。が、登山靴はチェンジペダルの対策が必要です。
安全靴にブーツタイプの物もあります。つま先に鉄芯が入っているので、飛び石には有効かと思います。
もし、新調するのでしたら、ライディングシューズでオフロード用の中から探してみて下さい。
ライディングシューズの利点は、サイドファスナーが付いていて、履いたり脱いだりしやすいです。