どうやって乗るのか、書いてませんけど・・・
1.視線を遠くにします。
遠くを見ることで、次の動作ができます。
2.ニーグリップをします。
体が遅れないようにして、車体をコントロール下に置きます。
3.リーンアウトも使います。
体は垂直にしたまま、車体だけ傾けます。
4.アクセルもブレーキもソフトにします。
コーナーを攻めないで下さい。立ち上がりもゆっくりです。
5.道から落ちない、転ばない事です。
ダートは直線でも転びます。道から落ちないスピードで走りましょう。
林道のダート区間に入る前に確認をしましょう。
視線を遠くにして、ニーグリップをして、リーンアウトです。
山に入ると、はじめは上り坂、峠を過ぎると、下り坂です。
対向車に注意して、道の走りやすい所を選んで走ります。
走りにくい所は、ガレ場、泥沼、溝です。
下り坂は要注意です。走りにくい所に入る手前で、スピードをコントロールしましょう。
ツーリングでは、無事に帰って来ることが一番大事です。
ロードモデルから乗り換えた場合、走ってみて、遅い感じがあると思いますが、転ばない事が結局は一番速いことになります。
10年先まで乗りましょう。スピードはあとからついてきますから。
ステップ7
帰ってきたら。
どこを走ってきたかを、地図で確認します。
日があるうちでしたら、洗車をして不具合の確認をします。
よごれたシューズも掃除します。
人に話す前に一人でニヤニヤします。
白地図があれば、情報を書き込んでいくと面白いでしょう。日付も忘れず書き込みます。
地図にない道も書き込みます。ダートはオレンジ色、舗装路はグリーンなど、色分けしてもいいでしょうね。
ステップ6
エッ!? 5つのステップでしょ?
はい、7つのステップだとどこかのセミナーのパクリのようなんで、5つにしました。
もう少しお付き合いください。
ステップ6は「行く」です。
ガソリン、オイル、タイヤ、チェーン、エンジンからの異音、ブレーキ、レバーの遊び、クラッチ、ワイヤーの注油、ライト、ウインカー、ホーン、バッテリー、ボルトの緩み、ナンバープレート、大丈夫でしょうか。
免許証、財布、ケータイのバッテリーは?
一番大切なことは、無事に帰って来ることです。
引き返す勇気を持っていきましょう。
おひとりさまは気楽です。
自分のペースで走れますし、景色が良ければ、止まることもできます。
無理ならば引き返し、出会った人とは話ができます。
グループツーリングにない楽しみもあります。
天候には十分注意して下さい。
と、いうのも、最近多い「ゲリラ豪雨」です。
雨具を持っていても、走れないほどの、バケツをひっくり返したような雨です。
市街地でしたら、適当な建物をさがして、一時的にしのぐこともできますが、山の中で隠れる場所もない場合、対策はありません。
豪雨は雷を伴っていることもあるので、大きな木の下も危険です。
土砂崩れや鉄砲水の恐れもありますので、引き返すことも視野に入れて山を下りましょう。
ステップ5
トレーニング
行くまでにしておいた方がいい事ってあります?
ステップに立ったまま乗ることに慣れます。
目線が変わります。
ステップに立って、そのまますわった位置が正しい乗車位置ですので、正しい位置が分かります。
安全な場所で8の字走行を練習します。
1速でハンドルを目いっぱい切った所でターンします。
できるだけ、ゆっくり回り、小さい円を描くように練習して下さい。
バランスの練習をします。
エンジンをかけないで、バイクから下りた状態で、始めます。
ハンドルをどちらか一杯に切ってから、少し戻します、そこでバイクが倒れない所を探して下さい。
倒れない所が見つかったら、バイクにまたがって、足はステップにのせずにバイクが倒れない所を探して下さい。
もし、倒れそうになったら、倒れる側にハンドルを少しづつ切って、バランスをとります。
慣れてきましたら、足をステップにそっとのせてみて下さい。
柔軟体操をします。
からだの可動範囲を広くすることで、けがの予防をします。
ステップ4
行き先を決める。
はじめは、自宅の近くからがいいと思います。
あまり長距離の林道は避けましょう。
総延長が10km以下の方がいいと思います。
夕暮れは夏場で19:00、冬場ですと17:00ごろですので、暗くなる前に山を下りるようにしましょう。
林道での平均速度は20km/h以下になりますので、無理のない計画をたてましょう。
ツーリングマップルやネットの記事から行き先を決めるのもいいと思います。
景色が良さそうな所、有名な所から選んでもいいでしょう。
グーグルマップに航空写真がありますが、地図に載っていない道が航空写真だと確認できる場合があります。
通行止めの林道がほとんどですが、ゲートまで行ってくるだけでも、自分の地図ができます。
通行止めのゲートがあったらどうするか?
残念ですが、引き返して下さい。
ただし、通行止めでないゲートもあります。
イノシシの被害を防ぐものや、牧場内に林道が通っている場合などです。
通行後に必ず閉めるように書いてありますので、忘れずに閉めて下さい。
通行止めのゲートのことですが、ゲートの横をすり抜けたり、林の中を通ってパスしたりできる場合もあります。
実際にそのような光景に遭遇するかもしれません。
行っちゃおーかなー?
でも、ちょっと考えてみて下さい。
もし、単独行で谷に落ちて動けなくなった場合、どうしますか?
携帯電話も圏外だったり、もともとゲートがある場所なので、通るクルマもなく、何か月後かに発見されるような、最悪の事態も考えられます。
この場合、人とバイクの引き上げや、その後の処理、このような事態への対応や責任、再発防止策を、その林道を管理しているところに、すべてしわ寄せが行くこととなります。
結果的にゲートの施錠は厳重になり、今まで走れた林道も事故再発防止のために、通行できなくなることも考えられます。
自分達のフィールドを狭くしないためにも「バイクなら大丈夫!」って思って通行止めを行かないで下さい。