11月18日にアップした記事で、ディスクブレーキ・セパレーターを紹介しましたが、リヤブレーキのパッドがいよいよ怪しいので、パッド交換をしました。
作業手順は、サービスマニュアルを見ながら進めて行きました。
初めて使用する、ディスクブレーキ・セパレーターです。
使い勝手はどうでしょうか?

同時に買った、ブレーキパッドとグリース類です。

パッド交換には、リヤホイールを外します。手が油だらけになりそうなので、使い捨てグローブを付けます。

左右共通です。外科医みたいでしょ?

ジャッキアップする前に、アクスルシャフトを緩めておきます。

4月に購入した、リフトアップスタンド2,980円をセットします。

実測39cm持ち上げます。

リヤホイールは完全に浮きました。これで作業が楽になります。

4mmのヘキサゴンドライバーで、キャリパーガードの取り付けボルトを外します。

アクスルシャフトを抜きとる前にやるべきでしたね。

続いて、5mmのヘキサゴンでブレーキパッド・サポートボルトを外します。

サビや変摩耗は見あたりませんでした。

このボルトを2本抜くと、ブレーキパッドが外れます。
ブレーキピストンは、ブレーキパッドが減った分、押し出されていますので、広げる必要があります。
ここで、ディスクブレーキ・セパレーターの登場です。

一番狭くした状態からネジを回すようにして、広げて行きます。
今まで、タイヤレバーでこじっていたりしたのが、うそのように楽に広がります。
新しいパッドを入れて、サポートボルトで固定します。

リヤホイールも元に戻し、アクスルシャフトも戻します。
新品のパッドと今まで使っていたパッドです。
残り1mmほどでした。

ブレーキオイルの量も確認します。ブレーキオイルに添加剤のアタックD2を入れてみます。

右側のタンデムステップを外して、ブレーキオイルを抜きとり、添加剤を足します。

ブレーキディスクにもマジカルストップを塗っておきます。

こんな風に線を引きます。

この後、フロントブレーキにも、添加剤を入れ、フロントディスクにもマジカルストップを塗りました。
あとは、試乗します。ディスクブレーキに熱を入れ、マジカルストップのコーティングを行います。
今回使った、ディスクブレーキ・セパレーターは、あるとなしとは大違い。使用頻度は少ないですが、安心して作業ができます。
次回は、フロントブレーキのパッド交換でしょうか。