SEROW MEETING in ふもとっぱら
セローアニバーサリー・ミーティングは、これまで何度も行われて来ました。
オフロード雑誌では知っていましたが、セローに乗り初めて3年半、セローのミーティングには30周年の今年が、初めての参加になりました。
・・・やって来ました、「ふもとっぱら」。セローアニバーサリーミーティングの会場です。どんなセローが集まっているのでしょうか?

30周年と言えば、このモデル。今回も展示されていました、セロー30thアニバーサリーエディションです。

セローの新しいカラーリングかと思ったら、「災害救護活動二輪車」だそうです。ツーリングセローよりも大きなリヤキャリアと、両サイドには樹脂製のパニアケース。サブミッションとか付けて、高速域と極低速の切り替えでも出来れば面白そうですね。

家庭用コンセントからメインバッテリーの充電が可能で、サブバッテリーも搭載しています。

「迅速、現着。無事、帰還。」二人乗りなので、「行政要人・緊急医療従事者・ともに活動するバディの運送にも活躍します。」とありますが、オートバイに乗り慣れていない人が後部シートに乗る訳ですから、背もたれのようなものを折りたたみでも用意した方がいいと思います。
現行モデルのカラーリングです。ヘッドライト、タンク、シート、リヤフェンダーと黒を基調としたベージュカラーです。セローと言うと、自然、アウトドア、ビビットなカラーリングをイメージカラーとしてきましたが、都会的な大人が乗っても違和感のないような色調です。

松下さんも使っているのでしょうか?小川のテント。

駐車場にやって来ました。すぐに目につくのは、こちら。セロー225の初期型です。

5月のセローミーティング、「イーハトーブの森」にも来ていられました。

奈良のツノと呼ばれた、初期ロットの貴重な一台です。

「イーハトーブの森」の様子は、「SEROW ONLY」にも載っていました。

30thアニバーサリーモデルですね。10月末まで注文ができます。

ツーリングセローに大きなコンテナを乗せています。キャンプツーでしょうか?
セローらしくないカラーリングが、カッコいいです。

こちらは、ワイズギアから出ている通常サイズのリヤキャリアです。スタンディングの時も脚に当たらないので、選ばれています。
YSP30thのブルーのセロー。

こちらからは見えませんが、ヘッドライトカウルに30thの特別ステッカーが貼ってあります。非売品だそうです。
シルバーのフレームにこのモデルだけのブルーのタンク。片手間に作った限定車ではありません。

タンクバッグに、ウインドスクリーン、高速走行も楽にこなせるセローに仕上がっています。
ベージュのセロー。

ツーリングセローに大きめのパニアケースです。サイドにフレームも見えますので、最大3個まで装着出来るのでしょうか。
「アーガイル調」グラフィックが、おしゃれですね。

3個装着したのがこちら。補助灯もついています。
一瞬、「ランツア」か?と思わせるカラーリングでした。シルバーにオリジナルペイントされたセロー。

フロントのロアフェンダーやシュラウド内の工具入れまでペイントされ、シュラウドにはヤマハの音叉マーク。イカシてます。
ドカティ・ディアベル・カーボンのような、フルラッピングされたセロー。

YAMAHA SEROW のエンブレムもいいですね。
よく見ると、ツーリングセローですね。

一見、普通のツーリングセロー・・・

よく見ると、どこかで見覚えが・・・

モデルの山下晃和さんのセローでした。北海道のセローミーティングに続き、ふもとっぱらにも来ていました。

ご本人にもお会いしました。やはり、モデルの方、オーラが違いましたね。
インジェクションになった、セロー250S。

よく見ると、マフラープロテクターとエキゾーストパイプガードがベーキング処理され、通常モデルとは色調が異なります。
20thアニバーサリーモデルのセロー。

シートは、ハイシートに換えてあります。リヤキャリアを付けずに、エキパイからサイレンサーまで、エキゾーストシステムも換えてあります。かなりのツワモノのようですね。
「ライトイエローイッシュグレーメタリック9」って色なんです。

イエローなのか、グレーメタリックなのか・・・?赤じゃダメなの?・・・あ、ホイールを変えています。
「ヒートレッド」、インジェクションになった年のモデルです。

このセローだけが白いタンクを装着しています。フレームもシルバーで、ホイールリムはゴールドとかなり異色なモデルです。
この方とは、少しお話をしました。20歳独身・・・いえ学生だそうです。
若い方のバイク離れ、ましてオフ車に興味を持って下さる方なんて、そうそういないと思っていましたが、貴重な方です。全身フルスーツでキメてられました。

おんぶセローの赤は少ないですね。リムはシルバーになります。
おー!TT225・・・!・・・と、ステップ周りを気にしながら聞いてみると、セローに樹脂タンクを付けたそうです。

タイヤがすごいです。いつもどんな所を走っているのでしょうか・・・?
TTっぽいセローと一緒にトランポに乗せてきたというセロー225。元々は、TTの方のセローを譲り受けたそうです。きれいですね。

タイヤはツーリストが当たり前のようです。山の中では無敵ですね。
タンクの塗装が剥がれてしまっている、ヤマハインターナショナルカラーの225。XRっぽいサイドカバーと、走り込まれてますね。

あ、アシの長いセローだ・・・

確か、「イーハトーブの森」でも・・・

オーナーはこの方、セロー開発に携わってきたヤマハ本社の坂田さん。

「イーハトーブの森」では、トランポでしたが、今回は自走でしょうか?マフラーが変わっていますね。
初期型のセローをもう一台見逃す所でした。リヤブレーキのロッドを上側に通しています。

ブラックリムのセロー225.、カッコいいですね。

こうして見ると、初期のセロー250はこのカラーリングに近かったと思いますね。車重が増えたことへの警戒感からシルバーのリムで軽快感を出したのでしょうね。って、オヤジギャグでした。
アルミ鍛造ピストンに、メッキシリンダーになったセロー225、2000年モデルです。

「ダークシアンメタリック8」と言うカラーですが、2002年モデルではリムの色がシルバーになります。
今から15年前のモデルですが、きれいに乗られていますね。

白いフレームに黄色いフォークブーツ、ブルーのデカールには赤のアクセント、1992年の「パープリッシュホワイトソリッド1/フェラウエーブルー」のセロー225です。

このブルーは、1991年にヘッドライトが常時点灯になったモデルです。

1991年と言うと、前年に出たDT200WRが7580台の登録をして、セロー7078台を上回った年でもあります。
ところが、翌年の92年にはDT200WRの登録台数は4000台を切り、セローは再び7678台の登録と好調をキープします。
91年‐92年の年間トップは、ホンダNSR250Rで、9003台‐9449台でした。
年間で2000台弱しか差がありませんでした。2スト、4ストの違いもありますが、この当時に販売されて今でも現役で活躍しているのはすごいことだと思います。
セルが付いた最初のモデルです。ガソリンタンクも7.6から8.8ℓとなり、エキパイもステンレスになりました。

1990年にはグッドデザイン賞も受賞します。9505台の登録がありました。
1989から1990年のモデルです。私もこのモデルを持っていました。

ビッグタンクが装着され、カラーリングも変更されています。識別不能ですが、リヤドラムが黒い事とフレームがシルバーらしい事から1991年あたりかと思われます。

バイオレットのアルミリムですね。リヤがチューブレスですから、塗装したのでしょうか?

ガソリンタンクが10ℓになり、リヤタイヤがチューブレスになりました。

このモデルも、一時期持っていました。225の中でも一番好きなカラーリングです。
1998年にカラーリングが変更され、通称「おんぶセロー」になりました。

車山で、セロートレッキングパーティも行われていました。セローオーナーズクラブに入ったのもこの頃でした。
セロー250にもこのカラーリングは採用され、今でも人気のモデルです。

250の初期はホイールリムはカラー化されていませんでしたが、2006年の白とグリーンのセローからは、ゴールドのアルミリムが付くようになりました。

トライアルタイヤを装着したセローも多いですね。

ツーリングセローではありませんが、ツーセロ用の大きなウインドスクリーンです。ツーセロ用のブラッシュガードは、ナビやスマホホルダーの取り付けにも役立ちますね。

セロー250では、このカラーリングが一番多いようですね。

私と同じ2010年モデルです。

サイレンサーはDB'Sのようです。走り込まれていますね。

ブラックリムは、カッコいいですね。
さらにもう一台、SP忠男のパワーボックスにツーリングセローのリヤキャリア。

トレッキングで、木村さんと一緒にサポートして下さったインストラクターの方も、私と同じモデルでした。

セロー250の初期モデルのホワイトです。2005年の発売当時は、グリーンの設定がありませんでした。

跳ね上がったように見えるリヤキャリアが、カッコいいです。
2006年に白いシュラウドのグリーンのセローが出てきます。ゴールドのアルミリムにタンク、シートをグリーンにしたモデルです。

RSVのサイレンサーにフロントフェンダーはカットされています。モタードにされていたのでしょうか?
パニアケースにマフラーガード、タンクバッグにロードタイヤと、ツーリングムード満載のセローですね。

2008年モデルでは、タンクの色がグリーンから黒へと変わります。現行の「おんぶセロー」もタンクは黒ですから、このもモデルからの変更になります。

会場にはこんなセローもいっぱい・・・

体験用のレンタル車両でした。

さらに小さいお子さんにも・・・

「親子バイク教室」も行われ、装具一式も用意されていました。

この、携行ガスタンクは・・・

黒いハンドルバーにGPS・・・

「林道ツーリングガイドマップ」の松下さんのセローでした。

当日は、11時頃に会場入りしたので、すでに帰られていた方もいたようです。
富士山をバックに撮影会も行われ、午前中のトレッキングに参加されていた方もいますので、半分も撮れなかったと思います。
このブログを訪問して下さった方々、ご自分のセローはあったでしょうか?