普通は、記事のタイトルは、「白銀林道・前編」とか「後編」とか付けて、タイトルだけで分かるようにするもんです・・・
なのに、「ウエットでもアタック?」・・・?、白銀林道の前編の「晴れるって、言ってたのにー!」の次に「乗ってみます?」なんて入れちゃったもんだから、あとで見るのが大変です。
自業自得ですね。
3月20日に、神奈川県西部の白銀林道ツーを行いました。
天気予報では晴れのはずが、箱根には雲がかかり、霧の中の走行となりました。
12台中10台がヤマハ車、それも全部がセローという、セローミーティングのようなツーになりました。

星ヶ山公園からも、景色は望めませんでしたねー。

左側は、いつも写真をたくさん撮ってくれる「かもねぎさん」。今回もバッテリーを入れ替えていました。
右側は、いつも最後尾を守ってくれる「シオヤさん」。今回もハジケテましたね。

イケメンのツートップです。
何も出ないトンネル・・・

椿ラインを上がって、大観山の駐車場に着きました。

ロードモデルで溢れる駐車場の一角に、オフ車ばかりが12台も並びます。
雨の林道でしたから、足周りは汚れてしまいました・・・。

クシタニのカフェで、昼食を・・・と思っていましたが、全員ブーツやモトパンにドロがはねています。
下のラウンジに行くことにしました。
駐車場を歩いていると、KLX・・・?

これ、ふじさん?じゃない・・・?
行かれたら行く、起きれたら行く、と曖昧な連絡のあったふじさんが、ここに来ているようです。
ラウンジに入り、昼食時で満席に近い中を席を確保したり、食券を買いに並んだりしながらも、ふじさんを見つけました。
集合時間よりも遅くなったため、白銀林道をノンストップで走って来たそうです。
星ヶ山公園に上がっている間に追い越し、先に着いて昼食は済ませていました。
やがて、「おーさん」と、「ななよさん」も到着しました。
やはり早朝からの雨や、キャブの調整で集合には間に合わなかったようです。
途中で連絡が入ったので、ここで待ち合わせることにしました。
箱根口から大観山ですから、箱根新道ですぐのはずですが、白銀林道経由で来たそうです。
さすが、「チームかっき~」、気合いが違いますね。
初めてのお披露目になる、「おーさん」のセロー。

・・・?ちょっと、違う?
そう思われた方は、鋭いです。
セローにトリッカーのホイールを履かせた、「セロッカー」ならぬ「トリロー」です。
シルエイティとワンビアみたいですね・・・。
セローにトリッカーのホイールを履かせるメリットは?
さらに足つきが良くなる。タイヤに頼らず、トラクションを心がけたハイレベルのアクセルワークが身につく。でしょうか・・・
もっと大きなメリットを享受した方がいますけど・・・よっしふ・・・う、しゃべれない・・・。
ななよさんのセロー。去年の11月に初めてお会いした時は、ツーリングセローにご満悦でした。

いまでは、アドベンチャースクリーンを外し、タイヤもツーリストと、出会った頃の面影もありません。
LEDのフォグランプもツーリングではなく、「夜林」に必要なようです。
「チームかっき~」の重要な人材になりました。
昼食の後は、軽くお散歩です。
行き先は、「秘密の練習場」。
枯れ草の下は、湿った地面です。急ブレーキや急ハンドルは、注意が必要ですね。
それでも・・・跳ぶ!

「かもねぎさん」も跳ぶ!

「sasaさん」も、跳ぶ!

セローに乗り換えた「ムコ殿さん」、今日は走りまわってます。

すっかりセローに馴染んでいますね。

セローに返り咲いた「かもねぎさん」、「秘密の練習場」は、初めてです。

スピードは、ゆっくりなんですけど急角度なので、アクセルを戻さないでいると、自然と車体が浮き上がってきます。
そうこうしていると、「おーさん」と「ななよさん」が見あたらない・・・
鉄塔ルートに行ったらしい・・・
今日は滑りやすいから、向う側の登り坂、トリッカーのノーマルタイヤで大丈夫かな・・・?
行ってみると、ちゃんと登り切っていました。さすが「チームかっき~」ですね。

この先の下り坂を、歩いて見に行ったのでしょう・・・

ここの下りは、下っては行かれます。
高圧線の鉄塔がありますから、その下でターンも出来ます。
しかし、登りはキツイです。
自分には自信がありません。
黒い土ですが滑りやすく、急角度で足を踏ん張る事も出来ません。
助走もとれないので、ほぼゼロ発進からの100m以上の急角度が続きます。
前回は、よっしふみさんが登って来ました。半分ほどに減ったツーリストではキツかったそうです。
下った先にほかに抜けられるルートがあれば、楽しそうですが、歩いた限りでは見つけられませんでした。
「へこむついでに・・・」
http://serow250fi.blog.fc2.com/blog-entry-285.html救出劇が行われました。

アタックには慣れているので、スプロケも交換してお助けベルトも付いています。

高回転型の水冷DOHCには、合っていないセクションですね。

そろそろ、セロー、「乗ってみます?」
雨の中や雨の後は、路面状況が厳しいですね。
それでも、行きます、「プチクライム」へ。

「ラオさん」が、何ごともなかったように登り、スタンディングのままターンして下って来ました。
「ななよさん」も、意を決して挑戦して、ドキドキしながら下って来ました。ヘルメットの中の顔はドヤ顔でしょう。
「ふじさん」も前回に続きクリア。次回はこの先の大山にアタックするとか・・・。
下で眺めていた「おーさん」のセローが、スタンドが土に埋もれてゆっくりとゴロン。

今日は湿っていますねー。
「メルヘンの里」は、すでに全員に「ネタばれ」しているので、横を通過してきました。

「迷いの森」も、地面がズブズブなので、今回はパスして、「原生の森」に向かいます。

大観山で3台加わりましたから、全部で15台。そのうち12台がセローです。
セローでも十分に楽しめますねー!
フラットダートを一本走り、最後は「セローらしい道」で国道1号線に出てきました。

「林道以上、トライアル未満」
セローに乗ると、世界は変わります。
クローズド・コースのようなスピードは出せませんが、リヤを強引に滑らせなくても曲がって行きます。
アイドリングからクラッチだけでスタート出来ます。
ステップから足を降ろして、バタバタやっても登って行けます。
フロントタイヤがズルッと来ても、足を着けるので何とかなります。
恥ずかしいですが、こんなレベルで走っています。
林道が初めての方、周りに迷惑をかけたら・・・と、気遣う方、ドコを走ったらいいのか・・・?と考えていられる方は、ぜひお越しください。
もちろんセローじゃなくても大丈夫ですよー。
でも、「乗ってみます?」って、聞かれるかも・・・?
帰り道は雨の中の箱根新道、大渋滞でした。
ずぶ濡れで、ファミレスに入る訳にもいかず、コンビニでコーヒーを飲みながらの解散でしたが、みなさん「無事カエル」でありがとうございました。
次回の参加時にスタンプ2コ押しますので、教えて下さいねー。