珍しく、直球のタイトルですが・・・。
ブログを始めた頃は、自分のための忘備録的な物でした。
自分が読めばいい。少しは目立ちたいけど、上には上がいるわけだから、頂点を目指す事なんてしない。
有名ブロガーになる事も憧れるけど、道のりを考えたら片手間に出来る事ではなさそう・・。
学生の頃から、オフ車に乗っていたので、ついつい「あたりまえ」と思っていることが多かったけど。
オフって、面白い。
低いスピードでもタイヤが滑り出すし、道幅はあっても通れるところが少なかったり、恐くて下れない坂道や登り切れそうも無い急坂など、普通乗用車では行かれそうも無い道があります。
これが面白い。って言ったら、「オフはハードルが高い。」って思われれかも知れませんけど、一度走れば二度目は楽。
軽い車体で、ひらひら走る。
クルマでは行かれない所、オンロードバイクでは大変なところにも、自転車よりも楽に、徒歩の何倍も早く行かれるのがオフ車の魅力です。
なんで乗らないのかなー・・・
教習車は、オンロードバイク。最初に目が行くのもオンロードモデル。
より高性能な機種を選び、遠くまで速く。と、思うのが普通なのでしょうねー。
オフ車は、そのうち・・・。
ツーリングが楽しいし、バイクにも満足している。
だいたいオフ車って、大変なんでしょ?
ブーツとヘルメットを揃えなきゃいけないし、転んだらバイクが壊れちゃうでしょ?
オフのイベントとかあるけど、スゴイ人ばっかりで自分が参加出来るとは思えません。
そのうち、そのうち・・・。
オフ車ってオフロードを走るけど、オンも走ります。
軽い車体に、制限速度内なら十分なパワーがありますから、ツーリングにも使えます。
・・・だから?
一台はオフ車に。
「オフロードの楽しさを伝えたい。」じゃなかったの・・・?
あ、そうでした。
バイクを乗らない人に「どこが楽しいの?」って聞かれた時、「乗ってみれば分かるよ。」って返答がありますが、これって言葉では正確に伝えられないってコトですよね。
「オフって、どこが楽しいの?」
正確には伝え切れませんが、自分の思っていることをできる限り言葉にしてみようと思います。
1、アクセルを開けていく時の、後輪の滑っていく感じ。
普通にアクセルを開けて行けば、普通に加速しますが、エンジンのツキの良いところでガバッ!っと開けた時の、ズルッ!って来る感じ。
車体が横を向いていれば、タイヤも横方向にズルズルしますし、少しだけ流したところでニヤニヤしてます。
2、ブレーキをかけた時の、フロントタイヤがクー。ってなる感じ。
ブレーキを掛けるずっと手前から、ブレーキレバーは引いているんです。ニーグリップして上体が前のめりにならないように備えてから、パッドがディスクに当たるところからブレーキレバーを引いて、フロントフォークが沈んでいくとタイヤがしなって、もう少しでグリップを失う感じが、ワクワクします。
3、路面を見ながら、どこを走るか選択する感じ。
無意識のうちに、走りやすい路面を選んでいます。きっと。
だけど時々、どこを走ろうかなって考える事もあります。
今のスピード、その先の路面状況、右か左か瞬時に判断しなければならない時、上手くいったら有頂天です。
4、突然景色が開けた時。
周囲は林の一本道を何分も走ってきた時に、突然景色のいい所に出たり、遠くの山が目の前に現れた時、来てよかったー!と思います。
5、景色を見ながら、ゆっくり走っている時。
アクセルを開けて思い通りにコントロールしていくのは楽しいですが、立ち止まらずにゆっくりと景色を眺めながら走っている時も、気楽なセローはいいなー。と思います。
キャンプしながら何日ものツーリングに出るのもいいと思いますし、気に入った景色を眺めながらコーヒーを淹れるのもいいと思います。
最初にあるのは、軽い車体とワクワクした感情。
知らないところは、どんな所か?自分の目で確かめたくなる欲求です。
速く走る事よりも、無事に帰ってくる事。
クタクタになるまで頑張らずに、優雅に1日を終える事。
通行止めは無理せずに、次回の楽しみに取っておいて、長く乗れるのもオフロードの魅力です。
このブログを訪れてくださる方には「釈迦に説法」、もう十分だと思いますが・・・
乗用車では行かれない、景色や路面を愉しめるのが、オフ車に乗る理由なのかもしれませんね。
先日
川根ライダーハウス やおきを訪れた時、「川根をバイクロードにしたい!」って、話されていました。
2月22日から24日は、
非公認 Serow’s Night だからセローが好きが行われます。
22日に行きますので、ご一緒できそうな方はいかがでしょうか。
舗装路だけで行かれますし、クルマでもOKです。